リフォームを安定受注するためにやり続けないといけない2つの活動

リフォームを中心に受注している工務店の場合、短い工期の仕事も多いため、

「今は忙しいけど、来月の仕事が決まっていないな・・・」

という状態になる事も多いのではないでしょうか?

大小様々にあるリフォームの仕事は、仕事量の波も激しくなりやすいので、仕事を作る活動は特に戦略的に行う必要があります。

そこで、今回は、安定的にリフォームを受注していくために工務店がやり続けないといけない2つの活動と、その全体像を紹介していきます。

※リフォームといっても、どのようなリフォームを受注したいかで戦略は大きくかわってくるので、今回は住宅リフォームの場合に特化しております。

リフォームを安定受注するための2つの活動

まず、リフォームを安定的に受注するには、この状態を意識して活動することが重要です。

新規顧客を増やしていきながら、既存のお客さんとの関係を維持して、リピートや紹介を頂くことが重要ということです。

全体像を理解しやすいように、「新規顧客獲得」と「顧客維持」の役割をもう少し説明しておきます。

新規顧客獲得

商売する人なら一度は聞いた事あると思いますが、新規顧客獲得とは、新しいお客さんと仕事をすることです。

リフォームの仕事は既存顧客の「数」と「質」が、今後の受注や紹介の数に比例します。

なので、どれだけ目の前の仕事が忙しかったとしても、新規のお客さんと仕事をする活動は決してやめてはいけません。

顧客維持

リフォームの場合、既存顧客からの「リピート」や「紹介」が売上の安定に繋がります。

そして、そのためには、既存顧客との信頼関係を継続するような活動が必要となります。

その活動が顧客維持です。

安定受注の全体像

これらを踏まえて、リフォームの安定受注の全体像は、

新規顧客獲得のマーケティングの部分からも入れるとこのような図になります。

もし、集客?教育?となった人は、続きを読む前にマーケティングの概念を↓↓ここで学んでおいてください。
自分で集客したい工務店はマーケティングを学ぼう!

戦略の具体例を紹介

では、全体像が理解できたら、具体的にどのようにして活動をしたら良いのか?となると思いますが、

具体的な活動方法は、受注したいリフォームの種類により大きく異なるので、

今回は住宅リフォームを継続的に受注する場合のおすすめ戦略を一つ紹介します。

「集客+教育」=「仕事をさせてもらう」にするのがベスト

新築などの場合は、契約出来るとある程度の大きな利益を見込めるので、

資料請求や勉強会のような時間と手間が掛かるマーケティングは可能ですが、

住宅リフォームとなると工事の規模が様々なので、

集客や教育の部分は、「仕事をさせてもらう」にするのが最高のマーケティングになります。

とにかく、仕事をさせてもうらうことで、お客さんが、あなたの会社の仕事っぷりを知ることが出来るので、何よりの「教育」になるというわけです。

集客プラン

「その仕事をさせてもらうことが難しいんだろ」と思った方も多いかもしれませんが、

確かに、いきなり大きなリフォームを受注するのは簡単ではありません。

しかし、繰り返しになりますが、

リフォームで重要なのは、「リピート」と「紹介」です。

信頼も作っていないのに、いきなり大きなリフォームを受注しようとするのが、そもそも間違っているのです。

この活動は、あくまで、目の前の利益を作る活動ではなくて、新規顧客を増やすための活動にすぎないのです。

そこで、おすすめの戦略が、

手すり設置、棚設置、内窓設置など

1日以内で出来るような小さな仕事のチラシを作って地域に配ることです。

このような低価格の仕事なら、信頼がない状態でも受注するのは、それほど難しくありません。

なので、まずはこのような仕事で新規顧客を獲得することがおすすめです。

しかも、このような仕事は一見、利益がほとんどない仕事に見えますが、しっかり対策をすれば追加に繋げることもできます。

なので、やってみる価値は必ずあります。

しかし、本来の目的は、今後安定的にリフォームの受注がある工務店にするための、新規顧客獲得だという事は忘れてはいけません。

おすすめの顧客維持

多くの新規顧客を獲得したとしても、リピートや紹介されるよな信頼関係が築けていないと利益は出せません。

顧客維持やリピートを増やす方法については↓↓ここで詳しく説明しておりますのでご覧ください。
リフォーム顧客との関係を維持してリピート受注を増やす方法

まとめ

安定受注の工務店になるには、あなたの会社を信頼している人を増やす事が重要です。

そのためには、新規顧客獲得と顧客維持は欠かせない活動なので、必ず行うようにしてください

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