工務店ラボ 代表 野田優生 / Yuki Noda
地域工務店専門WEB集客の提案・代行事業
1986年8月21日生まれ。大阪府出身
工務店で10年間勤め、集客、営業、現場監督を経験
特にネット集客では、
ホームページ・ランディングページ(LP)・メールマーケティング・ブログ・SEO対策・リスティング広告、SNS広告など、
あらゆる方法を実践し、インターネットを通じて地域工務店がお客さんに選ばれる集客方法を確立。
現在は、その経験を基に、関西圏内の地域工務店に、目標棟数や現状に合わせたネット集客方法の提案・代行を行っている。
自己紹介ムービー
起業ストーリー
IT系の専門学校を卒業後、就職するが1年で退職。
「社長になりたい」という漠然とした夢はあったが、
具体的に何をしたいのかわからず、1年間、職を転々とする日々。
そんなある時、一人で「工務店」を営んでいる父親が
「俺と一緒に働くか?」と声をかけてくれた。
それが、僕の建築人生のスタートだった。
当時は、父親が現場監督と言われる仕事をしていて、
2級建築士の資格を持っている事くらいしか知らず、
建築業界の仕組みや厳しさなんて知る由もなかった。
しかし、ちょうどその頃、自分はどんな仕事に向いているのかを考えていた時で、
「自分はきれい好きだから、リフォーム屋とか向いてるんじゃないか?」という浅い考えを持っており、
父親の仕事を学べばリフォーム屋の社長になれる事がわかり承諾。
現場監督人生のスタート
いざ働きだすと、父親に仕事を教えてもらいたい気持ちはあるが、素直になれないジレンマ。
掃除、養生、荷揚げなどの雑務中心の仕事内容。
でも、それなりに楽しく、仕事と向き合っていた。
自分に仕事を教えても、何の特にもならないのに、協力業者の職人も自分に仕事を教えてくれた。
将来いつかお世話になった職人の方々に
「仕事を作って恩返しする」という小さな夢も出来た。
しかし、働き始めて2年が過ぎた頃から、
父の会社に「仕事がない」という時期が定期的にくるようになった。
ひどい時期は、2ヶ月間「仕事がない」という時期もあった。
父の会社は基本的に別の建築会社からの下請けで仕事をしていたので、
その会社からの仕事がなければ「仕事がない」状態だった。
しかし、そんな時でも、父親は自分に給料をくれた。
「いらない」と言っても、「お前は会社員やから」という理由で自分には給料をくれた。
もちろん、うちの家族にそこまでの貯金があるわけではない。
明らかに自分の存在が負担になっている。そう感じていた。
仕事がある尊さ
その時くらいから、「仕事がある」尊さを感じるようになった。
仕事をしてると様々な問題や課題が出てくる。
でも、その悩みの全ては「仕事がある」という基盤があるからなんだと。
現場で色んな人と出会う中で、ある共通点も発見した。
それは、忙しく仕事してる人ほどイキイキしているという事。
父親もそうだった。
仕事が暇な時は元気も覇気もない父親も、
建築の納まりの話をしている時は「難しい」「ややこしい」と言いながらも最高にイキイキしていた。
「仕事がある」ことが日々の幸せの基盤を作っている。
そう強く思うようになった。
父親の会社を退職
そして、これ以上自分がいると、父親の会社が経営的に厳しい事や、
自分の甘えた生き方にも嫌気がさしていたので、
4年間現場監督として働かせてもらった父親の会社を退社し、
隣町の小さな町の工務店で「現場監督」として働かせてもらうことになった。
新しい会社では、とにかく早く仕事を覚えようと必死だった。
仕事が終わって家に帰ると、その日覚えた事や納まりなどを忘れまいとノートに書いた。
そして、働く中で、父の会社の仕事では経験した事がなかった、
「新築住宅」の仕事の面白さや、やりがいを知り、
毎日、家づくりに関する本も読むようになった。
とにかく勉強しておかないと、時間を無駄にしてる気がして、
施工管理技士や電気工事士などの資格も取得した。
とにかく早く仕事覚えて、父親の会社を継ぐか、自分で工務店をしたいと考えるようになった。
自分にはツテが無い
しかし、そう考える中で、ずっと引っかかっている事があった。
それは、自分がどれだけ立派に仕事が出来るようになって、工務店として独立した所で仕事があるのか?ということ。
父親の会社は父親個人に仕事を依頼しているわけで、
自分が戻った所で仕事が増えるとは思え無い。
そう考えると、元請会社や知り合いからの紹介ではなくて、
「自分でお客さんを作る必要がある」
そう考えるようになった。
そして、その頃から、集客やマーケティングについても勉強するようになった。
仕事を頑張る事が恩返しなのか?
とにかく、新しい会社には感謝しかなかった。
いつか辞めることを理解した上で自分を雇ってくれた事。
惜しみなく何でもチャレンジをさせてくれた事。
本当に自分を優しく受け入れてくれた事。
この感謝の気持ちを辞める前に何かの形で返したいとずっと考えていた。
じゃあ自分に何が出来るのか?
現場監督の仕事をもっと頑張れば良いのだろうか?
給料もらってるのに、頑張るのは当たり前じゃないか?
じゃあ給料もらわずに働くのか?
それでは生活できない・・・
仕事が暇になってきた・・・
そんな中、新しい会社でも暇な時期がやってきた。
元々、忙しい時と、暇な時の波が激しい会社だったが、その時は特に暇だった。
忙しい時はいつも真剣な眼差しをしている社長や職人も、
時間を持て余し、どことなく元気がない。
父親の会社で働いていた時の記憶が蘇る・・・
やっぱり「仕事がある」ことが皆んなの幸せの基盤になっている。
改めて、そう思った。
そして、その頃から、仕事の依頼を「紹介や横の繋がり」だけに頼るのは危険だと感じるようになった。
紹介で仕事があることは素晴らしい事だが、
「紹介や横の繋がり」だけでは、依頼の電話が鳴るのをじっと待つしか出来ない。
これでは
「また仕事が無くなるかもしれない」
この漠然とした不安は永遠に消えない。
そう考えれば考えるほど、
この問題を解決するには、仕事の一部だけでも、自分たちで「集客」していかないといけない。
そう思うようになった。
自分が辞める前に出来ること
そして、その時に、自分の中ではっとした。
もし、自分が、今の会社で「集客」をして仕事を受注できる仕組みを作れたら、
最大の恩返しになるんじゃないかと。
ちょうどその頃は、集客やマーケティングのおもしろさと重要さを知り、無我夢中で勉強していた頃なので、方法はいくらでも思いついた。
自分が独立したら、こうやって集客しよう、ああやって集客しようと、あらゆる方法をストックしていたからだ。
それを今の会社で実践しようと考えた。
そして、手始めに目をつけたのが、個人的に好きな仕事の「新築住宅」のネット集客だった。
地域工務店なりのネット集客
勤めていた会社は、昔ながらの工務店で、ホームページはあるが、
「とりあえずあるだけ」で、全く更新もしていなかった。
「ネット集客」なんて言葉は、今では古い言葉と言えるくらい、当たり前の事だが、
地域工務店には地域工務店なりのネット集客の方法がある事に気が付いていた。
ホームページさえリニューアルすれば、お客さんがすぐに来てくれるほど、新築住宅の集客は簡単ではないとはわかっていたが、
とにかく何かを始めないと、何も始まらないと思っていたので、
社長にお願いして、ホームページの作成とネット集客を自分にやらせてくれとお願いした。
やはり成果が出た
仕事の合間にネット集客の仕組みを作るのは大変だったが、完成するとやはりそれなりの成果は出た。
やはり、適切は方法を使えば、お客さんは来るんだということが確信に変わった。
そして、その頃から、ネット集客に関する作業をしている時に、
今まで感じた事がないくらいの「やりがい」を感じている自分に気がついた。
「集客」は自分が最も大切だと感じている「仕事がある」状態に大きく貢献できる。
そう考えると、やりがいに満ち溢れ、湧き出るエネルギーが自分を奮起させた。
そして、様々な工務店の社長とお会いする中で、自分以上に建築や家づくりに向き合っている人がいる事を知り、
「仕事がある」という事に貢献できるなら、
自分が工務店をする事にこだわらなくてもいいんじゃないかと考えるようになった。
そして、そう考えれば考えるほど、
集客に困っている工務店が多い現実、忙しくてWEBまで手が回らない工務店が多い現実、
もしかしたら、自分のスキルは他の工務店の助けになるんじゃないかと考えるようになった。
自分はまだまだ未熟な部分も多いが、多くの会社と仕事をしながら、経験を積み、それをまた、多くの工務店に還元していく、そんなサイクルを作れたら最高だ。
自分の成長が、多くの人に役に立てるなら、こんなに嬉しいことはない。
そして、多くの方の支えもあり、工務店ラボが始まることになった。
最後に
工務店ラボ 野田優生です。
長い文章を最後まで読んでくださりありがとうございます。
このような経緯がありまして、
地域工務店専門WEB集客事業
「工務店ラボ」が出来ました。
僕の仕事は、決して、僕自身が優れているわけではなく、特別な能力があるわけでもありません。
でも、多くの工務店の社長とお仕事やお話をせてもらい、
これはうまくいく、これはうまくいかないと、実践する中で培った経験です。
この経験を無駄にしたくはないので、自分自身も常に成長しながら、多くの工務店と仕事をしたいと考えています。
集客できれば、すぐに受注できるほど、新築住宅の受注は簡単ではないことは十分承知してます。
でも、お客さんがいて、はじめて、自分たちの仕事を紹介できます。
もし、一緒に仕事させて頂く機会があるなら、
あなたの会社の「集客」の分野に真剣に向き合います。
ぜひ、興味がある方はお声かけ頂ければ幸いです。
工務店ラボ 代表 野田優生