ホームページに使うお客様の声のもらい方

ホームページやランディングページにお客様の声は入れた方が良いのは言うまでもありませんよね。

お客様は、あなたの言葉より、「あなたの会社で家を建てた人」の声を信じます。

しかし、この「お客様の声」を書いてもらうのって案外難しいんですよね。

これは、私の経験ですが、

勤めていた頃、自社のホームページにお客様の声を載せたくて、

「お客様の声を聞かせてください」って書いた用紙を作って、

良い事を書いてくれそうなOB客さんの家に頼みに行ったことあるんです。

そしたら、皆さん快く引き受けてくれました。

ここまでは、良かったのですが、

後日、会社に届いた用紙を読んでみると、

  • ◯◯な時があるので、そこを直せばもっと良い会社になると思いますよ
  • 社長と現場監督の連絡ミスが何回かありましたね
  • ◯◯になるなら先に言って欲しかったです

 

もちろん、これは一部を抜粋しているだけで、同じ文章内で感謝の言葉もたくさん頂きました。

しかし、これは、自社の成長という面では、うれしく受け止めるべきお言葉ですが、

宣伝としては使えるか?と言われれば、・・・です。

 

なぜこのような文章が多くなってしまったかというと、

私は、お客様に対して、「弊社の今後の成長のために、弊社の仕事の感想を書いて頂けませんか?」と言って用紙を渡していたんです。

よくよく考えてみると、そんな言い方したら、お客様も、

サービス向上のために、親身になって自社の直した方が良い所を探して書いてくれますよね。

そこで、ようやく気付いたんです。

お客様の声も、用紙や渡し方次第で、内容も大きく変わるんだということを・・・

そもそも、漠然と用紙を渡しただけで、ホームページや宣伝で使えるような、内容を書いてくれるわけがないんですよね。

そこで、今回は、私が改良に改良を重ねた、ホームページや宣伝に使える「お客様の声」のもらい方を紹介します。

実際に頂いた声

まず、改良を重ねた方法で、頂いたお客様の声がこちらです。

「最初はハウスメーカーに相談していましたが、予算面で折り合いがつかず、途方に暮れていたところ、知人に◯◯工務店を紹介してもらいました。

限られた予算と要望に、親切に相談に乗ってくれた事が、本当に嬉しかったです。

引っ越して1ヶ月経ちましたが、家を建てて本当に良かったと思っています。

こんな家に住みたいと希望のある方は、

何でも一生懸命に応えてくれる◯◯工務店はおすすめです。

これ、本当にお客様に書いてもらった文章です。

書いている横でレクチャーなんかしてません。

あくまで、感想を書いて欲しいという旨を伝えて用紙を渡しただけでです。

では、どのようにして、見込み顧客に見せたくなるような、「お客様の声」を頂けるようになったのか?

3つのポイントを紹介します。

1. 書いてもらいたい項目を伝える

ほとんどの人は、基本的に文章を書くことが得意ではありません。
「感想を書いて下さい」と真っ白な用紙を渡しても、何を書いたら良いのかわからず、困ってしまいます。

なので、何について書いて欲しいかを、こちらから具体的に伝えましょう。

下のような事を記載した別用紙を作るのがおすすめです。

※このような項目について書いて頂けたら幸いです。

1.◯◯工務店と出会う前に悩んでいたこと

2.◯◯工務店の仕事で嬉しかった事や印象に残っていること

3.◯◯工務店で家を建てることにした決め手

4. 暮らしてみてからの感想

5.◯◯工務店で家を建てるかを迷われている方へのメッセージ

2. サンプルを作っておく

繰り返しになりますが、ほとんどの人は文章を書くのは得意ではありません。

少しでも書く手助けになるように、例文などを一つや二つ作っておきましょう。

そうすれが、お客さんも書きやすいですし、どんな事を書いて欲しいかも伝わると思います。

3. 一〜三ヶ月後に頼みに行く

お客様の感想を頂くのは、引き渡してから一ヶ月後〜三ヶ月後くらいにしましょう。

単純に引き渡し直後は、お客様が忙しいので迷惑というのもありますが、

工事完了後すぐより、生活が落ち着いてからの方が、

暮らしの感想もしっかり書けることや、

落ち着いてからの方が、完成する前の色んな事を客観的に思い出せるので、本当の評価をしてくれると思います。

まとめ

私の経験上、ほとんどの人は、ホームページに載せるやつでしょ?と言って、積極的に宣伝文を書いてくれました。

率直に宣伝に使いたいと言っても良いかもしれません。

とにかく一番ダメなのは、架空のお客様の声を作ることです。

こんな事を平気でする人は、そもそも家づくりに向いていないと思いますね。

 

p.s

著名で使わしてもらうにしても、ネットに載せることはちゃんと伝えましょう。

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