ホームページを作ったけど、全く問い合わせも資料請求も来ない・・・
こんな悩みを抱えている工務店が後を絶ちません。
しかし、これは、悩むこと自体がおかしな話なんですよね。
そもそもホームページは、集客するためのものじゃないんです。
一昔前なら、ホームページだけで差別化できたので、集客に繋がる事もあったかもしれないですけど、
今はホームページがあって当たり前の時代なので、
もし、ホームページだけで、集客出来ている工務店があるなら
よっぽど、市場に恵まれていると考えるべきです。
では、ネットで集客して受注に繋げる事はもう出来ないのか?と言うとそうではありません。
ネットで集客して、仕事を受注する事は出来ます。
しかし、そのためには、ホームページが必要なのではなくて、
集客に特化したランディングページ(LP)が必要なんです。
そこで、今回は、工務店のネット集客に必ず必要な、ランディングページ(LP)の説明と必要性をお伝えしていきます。
ランディングページとは?
まず、ランディングページ(LP)とは一体どんなページなのかについてですが、
簡単に言うと、目的を一つだけに絞ったページのことです。
例えば、新築住宅の場合、よく使われる見込み顧客を集める方法(集客)として、「資料請求」というのがあります。
この場合だと、「資料を請求してもらうだけ」のために作ったページをランディングページ(LP)と言います。

資料請求に特化したLPの例↓↓
東大阪の佐保工務店のホームページ
↑この例は、資料請求用のLPとホームページを兼用で使っているパターンですが、イメージとしては、こんな感じです。
なぜ、LPが必要なのか?
では、なぜ、工務店にLPが必要なのかと言いますと、
冒頭でも少しお伝えしましたが、基本的にホームページは、集客するために作られていないからです。
下の図を見てください。

これは、現在の日本の工務店で一番多いタイプのホームページです。
ちなみに、このようなホームページを作ることで以下の効果が期待できます。
- 会社の雰囲気や仕事を知ってもらえる
- 社長や社員の考えを書くことで、家づくりに対する思いが伝わる
- 施工事例を入れる事で実績をアピールできる
- お客様の声を入れることで信頼を獲得できる
- 興味を持ってもらえれば資料を請求してもらえる
このように、ホームページはページを見てくれた人の「信頼」を獲得する効果は大いにあります。
しかし、これは、お客さんを呼ぶ活動をしてるわけではなくて、お客さんの信頼を高める「ブランディング」を行っているだけなんです。
なので、ホームページに集客を期待する方がそもそもの間違いなのです。
ネットで集客して受注に繋げていくには、
「ブランディング」を高めて、運良く、問い合わせや資料請求が来るのを待つんじゃなくて、
「集客」に特化したページを作って見込み顧客を集めないといけないんです。
そして、その「集客」という一つの目的に特化したページがランディングページ(LP)です。

LPの使い方
どれだけ素晴らしいページであっても、見てくれる人がいなければ意味がありません。
これは、LPも同様で、どれだけ資料請求したくなるような魅力的なLPを作っても、アクセスが無ければ資料請求はされません。
このため、基本的にLPを効果的に使うには、ネット広告を使うのがおすすめです。
※LPは単一ページなのでSEO対策は出来ないと思っておいて下さい。
LP=資料請求なのか?
工務店がLPを作る場合、見学会や勉強会のLPも効果的ですが、基本的には資料請求専門のLPにするのがおすすめです。
見学会や勉強会は、その時で内容が変わるので、専用のLPを作っても、その都度編集する必要が出てくるので、コスト的にもかなり必要になります。
このため、ネット集客は、資料請求をしてもらって、そこから見学会や勉強会に参加してもらうというアプローチがおすすめです。
※見学会や勉強会の告知をネット広告で出す場合は、告知用のブログを自分で書いて、そのページをネット広告に出すだけでも集客できます。
まとめ
だいたい感じつかめましたかね?
基本的にネットをきっかけに受注を増やしていくには、
ブランディングを高めるホームページを作って、運良く問い合わせを待つのではなくて、
資料請求に特化したLPをネット広告に出して、資料請求してくれた見込み顧客にアプローチしていく仕組みを作ることが重要ということです。
特に、地域工務店の場合は「ネットブランディング」より、「ネット集客」して、直接会って、想いを伝える方がよっぽど受注につながるので、まずは、「集客」に特化したLPを作ることから始めましょう。
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