工務店にとってブランディングとはお客様の不安を取り去る活動

ブランディングという言葉は、このサイトでも、度々使っている言葉ですが、

簡単に言うと、ブランディングとは「会社のイメージを作る作業」のことです。

そして、あなたが、建築を通してお客さんを本当に喜ばしたいと思うのなら、ブランディングは義務と言っていいほど重要です。

 

少し考えてみてください。

初めて小さな工務店に仕事を依頼するお客さんは、まず、はじめに、どんな心理状態になるでしょうか?

 

答えは、決して難しくありません。

 

ほとんどの場合、「この会社に頼んで大丈夫かな?」「信頼して大丈夫かな?」です。

 

 

初めてのお客さんは、あなたやあなたの会社の事を本当に信用していいのかわからないので、不安でたまらないんです。

 

だから、まず、あなたが、信用してもらうための努力をする必要があるんです。

それが、工務店における最低限であり最大限のブランディングです。

 

そこで、今回は小さな工務店が行える「ブランディングの方法」について紹介したいと思います。

小さな工務店におけるブランディングとは?

では、小さな工務店におけるブランディングとは、具体的にどのような活動を指すのかと言いますと、

小さな工務店の場合は、

まず、会社のイメージどうこうより、

社長であるあなたが、

「どんな人」で「どれだけ信用出来る人」なのかを知ってもらうことが重要です。

お客さんは、会社じゃなくて、社長であるあなたが信頼できる人なのかを心配しているんです。

 

これは、大げさな話でもなんでもありません。

小さな工務店は、社長がブランドです。

あなた自身のブランディングが重要なのです。

 

このことから、小さな工務店がブランディングのためにすることは、この2つです。

1.あなたが、どれだけ凄い人なのかを知ってもらう

2.あなたの仕事(商品や技術)に対する思いを知ってもらう

この2つを知ってもらう事が、結果的に、あなたの工務店にとって最大のブランディングとなります。

ブランディング方法

では、その2つがお客さんに伝わる、ブランディング方法を紹介していきすね。

ブログやFacebookで情報を発信する。

ブランディングを行う上で、情報発信は基本です。

特に、最近は、企業がブログやFacebookで情報発信をするのが当たり前になってきているので、

見込み顧客もまず、ブログやFacebookを読んでから、次の行動を起こす傾向にあります。

まだ、やっていない方は、ブログやFacebookで、「工務店の社長」として、あなたの考えや知識を発信しましょう。

発信する中で、プロ目線の役立つ知識を披露することで、建築の専門家としての尊厳も高まります。

ホームページに推薦の声を入れる

ホームページには、OB顧客や業界や地域で有名な方からの推薦状を入れましょう。

人は、あなたの「信用して下さい」という言葉より、「あなたを評価している人の言葉」に興味があります。

雑誌などのインタービューを受けた事があるなら、その時の記事や写真を入れるのも良いでしょう。

勉強会を開いて講師を務める

本来、最も効果的なブランディングは、あなたがお客さんと直接会って思いや情報を伝えることです。

しかし、全く知らない工務店に、わざわざ出向いてくれるお客さんは滅多いにいません。

 

そこで、その「会う」機会を作ることと、「ブランディング」を同時に行える、家づくりやリフォームなどの勉強会を開くことがおすすめです。

人は、知らない物事を教えてくれる人を尊敬します。

講師というポジションを取ることで、「教える」という尊敬されやすい立場になれるということです。

人前で話すのが苦手という人も多いですが、信用されるためには、話すのが一番です。

まとめ

基本的に、最も効果的なブランディングは、あなたがお客さんと直接会って思いや情報を伝えることです。

しかし、これは、逆に言うと、直接会う機会を作らないと出来ないという事でもあります。

そこで、まずは、今回紹介した、ブログやFacebookを使った情報発信から始めましょう。

あなたが、建築の事で、

「こんな事誰でも知ってるだろ」と思うような事でも、お客さんは、案外あなたが思っている以上に何も知りません。

それを伝えるだけで、あなたの建築の専門家としての権威性はかなり上がるので、是非取り組んでください。

話し方やブログの書き方については、今後スキルアップのカテゴリーで紹介していきます。

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